みなさま、こんにちは。
プロデューサーの潮田(ウシオダ)です。

潮田の新年最初のブログですね。

昨年、我々運営スタッフは、TERAを応援していただいている皆様や、
TERA LEADERとして様々な活動をされた皆様に支えられたことを実感しています。
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします!

また、日本サービスに関するスケジュール発表や、
情報公開を心待ちにしている方も多数いらっしゃると思います。

こちらは、現在も開発会社との調整を進めていますので、もう少々お待ちください。
来週中には日本サービスに関する情報公開と、スケジュール(暫定ではありますが)の
ご報告を行わせていただく予定です。

さて、折角の新年最初のブログですが、今回はちょっと堅い内容もご報告いたします。
重要な内容ですので、是非お付き合いいただければと思います。

▼ID譲渡(RMT含む)に対する運営方針報告
先日、1月11日、第2期TERA LEADER 200名の発表を行いました。
その後、大変残念なことに、あるお客さまがTERA LEADERのHangameIDをネット上で販売する、
いわゆる「RMT(リアルマネートレード)」を行っていることが判明しました。

まずは、ID譲渡(RMT含む)への運営方針や今回の対応について、順を追ってご説明いたします。

・ID譲渡(RMTによる譲渡を含む)への運営方針
HangameIDの譲渡は、ハンゲームの利用規約で禁止しております。
また、TERA運営チームでは、HangameIDのRMTを含む売買、貸与、借用は
断固容認しておりません!

[ハンゲームサービス利用規約]
http://announce.hangame.co.jp/hgj/notice/kiyaku.htm
(4-1-1 登録情報・ID管理に関する禁止事項)

また、我々運営が提供しているサービス外での取引において、
なんらかのトラブルが発生した場合は、サポートの対象外となります。

以上を踏まえ、IDを譲渡する(RMTによる譲渡を含む)行為は行わないでいただきたいことを
強くお願いさせていただきます。
IDの譲渡(RMTによる譲渡を含む)が行われた場合、TERAの円滑な運営を妨げる行為と認識し、
TERA運営チームは、断固たる対応を行います。

今後も、このような事例をしっかりと踏まえてTERA本体に関する利用規約などを検討していきます。

・今回の対応
販売(RMTによる譲渡を含む)の場所を提供しているサイト運営者様へ、
販売記事の削除を依頼いたします。

また、ID譲渡(RMTによる譲渡を含む)に対する啓蒙活動として、
TERA公式サイト上でより一層の注意喚起を行っていきます。

・RMTに関する運営側苦悩
ところが・・・
事実をお話しますと、現在日本ではRMTの行為自体を禁止する法律はございませんので、
行った方に対して、法律では何かしら裁くことはできません。

よって、当社では、販売を取り扱っているオークションサイト様や、販売サイト様宛に販売を中止する
ようお願いをすることはできますが、法的な根拠をもって販売中止を要請することはできません。

潮田個人としても歯がゆい気持ちは隠せませんが、これが現状となります。
ですので、最後は販売サイト様の意向により、販売が削除されるかどうかが決まります。

ただし、今回のHangameIDに関するRMTに対しては、ID販売を行おうとしたお客さまに対しては、
可能な限り調査を行い、弊社規定の対応をさせていただきます。

よって、皆様何卒、金銭でのID売買に関与せぬよう、ID販売の記事を見ても、
決して購入せぬよう、お願い申し上げます。
 
▼以上をふまえてのコメント
今回の報告や対応に関して、一部のお客様から見れば、
まだまだ徹底していない対応に思えるかもしれません。
これに関しては、私としても非常に断腸の思いであることをお話させてください。

仮に、今回の対応が運営の手抜きだと思われた方がいるとして、
冷静に考えていただきたいことがあります。

TERA LEADERは何のためにあるのか?
それは、TERAの発展にかかせない存在として位置づけています。
つまり、TERA LEADERが機能しなかったら、我々のTERA発展への想いが
頓挫することにもつながるのです。

これだけ大事に考えているTERA LEADERに関する対応を、中途半端にするということは、
自分たちの首を絞めることになります。
それを踏まえたうえで、法やポリシーなどと向き合い、検証した結果となります。

では、TERA LEADERの選定はどうだったのか?

選定方式は企業秘密ですから、詳細は語れませんが、
本当に1人1人しっかりと選別させていただいています。
さらに、合格後のTERA LEADER達の動きも、定期観測しています。

今回もRMT発覚後に、あらためて全てのLEADER様の事後活動内容を確認させていただきました。
活動が少なめの方もいらっしゃいますが、これは運営からもご自分のやれる範囲でと
明言していますので、コツコツと行っていただければと思っています。
(ただし、TERA LEADERの利用規約に掲載している通り、TERA LEADERの権利剥奪条件はすでに存在しています。さらにこの中の「当社が適当と認めた場合」のルールも、今後もう少し具体化する予定です。当然、しっかりと活動していただいている現TERA LEADER様に不都合、困難なことを強要することのないよう配慮いたしますのでご安心ください。)

[TERA LEADER利用規約]
http://tera.hangame.co.jp/leader/entry/viewaggrement.nhn
(第10条 登録の抹消)

また、アカウント売買以外のトラブルのお問い合わせもいただいてはおりません。
以上のことから、TERA LEADER選定に関して、若干の基準見直しを行いますが
大きな変更をする予定はありません。

ただ、合格後の本人確認方法に関して、なんらか変更をする可能性もありますので、
変更する場合は、別途お知らせいたします。

運営の想いとして、これは後日、あらためて詳しくお話ししようと思っていますが、
我々から見てTERA LEADERの素質ありと思われるお客様を、疑ってかかることはいたしません。
チェックを重んじる場合は、最終的に行き着くところは、個人面談や身分証の提出など、
非常にお客様にも負担がかかる手順となってしまいます。

以前お話したとおり、TERA LEADERの役割のひとつは、
TERAを思う存分楽しんでいただくことです。
運営として甘い、と思われるかもしれませんが、潮田の提唱した「顔の見える運営」とは、
運営スタッフとお客さま双方の信頼がなければ成り立ちません。

我々はお客様が楽しく活動できるフィールドを用意し、ポリシー違反や、
他のお客さまへの迷惑行為は、運営としてしっかりと対応する。
まだまだ未完成であることは承知ですが、これらの運営方針を貫き通すことを、
あらためてお約束いたします。

さて、大変硬い内容で、潮田の新年挨拶をしてしまいましたが・・・

2011年、今年はTERAにとって正念場!
「顔の見える運営」の本質が問われる時!
そのためには、運営とお客様の信頼と協力関係がなくては成り立たないと思っています。

今後、運営、多くのお客さま、TERA LEADERが楽しみやすい、交流しやすい場の提供などを
企画していますので、今後の運営発表にもご期待ください。
(日本のTERAサービス開始まではまだ少しお時間がありますので、
はやる気持ちは重々承知しながらも、ゆっくりとお待ちくださいませ・・・)

お客様からの叱咤激励を、潮田はしっかりと受け止めながら、お客様と共に成長する、
そんな運営でありたいと思っています。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。